おくすり勉強会 by稲村ガ崎きしろ
すっかり秋らしくなった10月上旬のこと
稲村ガ崎きしろで、事故防止委員会主催の『服薬の勉強会』を開催しました。
今回のご講義は鎌倉市にある「ソニア調剤薬局」の薬剤師 野尻様が行なってくださいました。
特別養護老人ホームのお薬の管理は看護職員が行なっています。正確な薬の服用を確保し、ご入居者の健康維持に
係わる大事な業務の一つが服薬管理です。
介護職員ができることは、「ご入居者が正しく薬を飲むためのサポート」と、医療行為にあたらない点眼や軟膏の
塗布、湿布の貼り付けなど限られた範囲となっています。
今回、看護職員だけでなく介護職員も「くすり」の知識や服薬の注意点を改めて勉強してはどうか、ということ
から勉強会を開催する運びとなりました。
介護職員からは、下剤や就寝薬の使い分け、起床時・朝食前薬で処方されている薬について「もっと知りたい」
という希望があり、そのことも踏まえて野尻様に講義を行ってもらいました。
薬を服用するタイミングや高齢者に多い薬の副作用や多剤服用のリスクなど、幅広いご講義の内容でした。
稲村ガ崎きしろは、髙血圧や慢性の心臓病などの基礎疾患のある方が多くご入所されています。
おくすりを理解し、正しい手順で服薬介助を行うことで、健康維持と生活を持続することができる重要性を学べま
した。
野尻様、ご講義ありがとうございました。