眠りスキャンを導入しました
そろそろ梅雨入りも近づいてきた、とある一日。
プライエムきしろ・稲村ガ崎きしろでは、介護ベッドの総入れ替えと、眠りSCAN導入のリニューアル工事を行いました。
現在、介護現場では業務の効率化のため『ICTの活用』が推進されています。
ICTの導入によって、介護サービスの提供現場における『生産性の向上』『サービスの質の向上』『利用者の満足度の向上』が期待されており、数年前からきしろ社会事業会でもさまざまなICT機器・ソフトウェア導入を検討しておりました。
ご入居者の眠りの状態に合わせケアを提供できることや、介護スタッフの肉体的・精神的な負担の軽減を図るため、今回『眠りSCAN』を全床に導入いたしました。
『眠りSCAN』は、リアルタイムモニターでご入居者の状態が確認できる、見守り支援システムです。
また、『眠りSCAN』は睡眠状態・パターンの分析ツールとしての機能も備えています。
個々の睡眠パターンを把握することにより自然に目が覚めたタイミングで必要なサービスが提供できるなど、個別サービスにとって必要な情報を取得することが可能となります。
そして、心拍・呼吸数を検出できる機能も備えているので、ご入居者のプライバシーを尊重し睡眠の妨げにならないよう、巡視のサポートツールとしての活用も期待できます。
個々の状態を細かく分析し、その情報を職員が有効に活用できてこそ、ご入居者の豊かな生活につながるものと考えています。
ご入居者ひとり一人が快適な生活が過ごせるように、これからも職員一同サポートに励みたいと思います。